
「牡丹様が幸せになってくれれば、俺は他に何も要りませんよ」
Mamoru Nozomi
No.
1424
名前
希望 真守(のぞみ まもる)
種族
人間
職業
旅人/蒼桐家使用人
通り名
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出身地
イズルビ
現在地
環南
属性
中立
レベル
55
性別
男
年齢
27歳
誕生日
9月28日
身長
185cm
体重
65kg
髪色
白
瞳色
灰色
家族構成
不明
性 格
穏やかで物腰が柔らかく、面倒見の良い好青年。人当たりは爽やかだが、感情に深く踏み込むことを避けるため、本心は掴みにくい。他者の執着や心の歪みに敏感で、必要以上に縁を結ばない距離感を保つ。ごく稀に、判断のための無機質で冷たい眼差しを覗かせることがある。
人称
俺 / 貴方 / あの人 / ~様
趣味
料理研究、汚れ落とし、世間話
好き
綺麗な色、木彫り人形、鳩、兎、白米、安売り、家庭料理、南瓜
嫌い
超音波、殺生、珈琲
得意
料理、ツボ押し、気配察知
苦手
寂しげな場所、蛇
ストーリー
経歴
真守はイズルビの森の奥深くに潜む小さな村に生まれた。幼少期、村は伝承にあった「幸福をもたらす存在」によって理想郷のような繁栄を得るが、その崩壊とともに真守はただ一人生き残る。以降、森を彷徨う中で、人と人を結ぶ強すぎる縁や執着を断つ異能に目覚め、裏社会で「縁斬(えんぎり)」と呼ばれる仕事人として活動していた。
やがて四光一族の『刀』の分家である蒼桐家当主に拾われ、使用人として仕えるようになる。当初は裏稼業を続けていたが、蒼桐家の一人娘・牡丹の成長を見守るうちに心境に変化が生じ、裏の世界から完全に手を引いた。
現在は穏やかな付き人として蒼桐家に仕えながら、かつての過去を知る者のほとんどいない静かな日々を送っている。
詳細
◆白蛇と桃源郷
真守が生まれた村は、数百年前に央連大陸から移り住んだ者たちの末裔が築いた集落であり、先祖代々の白い髪と高い身体能力を持つ者が多く、用心棒や武芸を生業として細々と暮らしていた。
村に伝わる「幸福をもたらす白蛇」の伝承は、かつて花霞という少女が生み出した夢の世界「桃源郷」の記憶が歪曲され、形を変えて語り継がれたものだった。貧しさと閉塞に耐えかねた村人たちは幸福への渇望から白蛇を探し求めるようになった。
真守が9歳の頃、両親が白蛇を従えて村へ戻る。白蛇の力により、村は食料や水に困らず、災厄からも守られ、季節外れの花が咲き誇る理想郷に変貌した。真守の両親が連れ帰った白蛇は花霞の仮初の姿であり、村人たちは皆その力によって桃源郷へと誘われ、夢の中で幸福な暮らしを続けていた。
しかしその「桃源郷」は、そこに留まる者を現実から切り離し、抜け出せなくなる性質を持つ世界でもあった。
当時は桃源郷を支える繋がりが未完成だったためか、世界に亀裂が生じ、真守ただ一人が夢から覚め、現実へと取り残されることになる。
◆真守の原罪
桃源郷から覚めた真守は、眠り続ける村人たちを前に孤独と飢えに追い詰められ、やがて村の外へ出て人里へ降りる。そこで出会った旅人に、村にもたらされた幸福を誇らしげに語ったが、返ってきたのは「幸福は不変の享受の中にはない」という言葉だった。
その言葉に心を揺さぶられた真守は、迷いの末、村で眠る白蛇を殺すという選択をする。花霞が依代を失った反動で村人たちは一斉に目覚めるが、幸福に浸りきった心は現実を受け入れられず、三日三晩嘆き続けた末、四日目の朝、真守を除く全員が自ら命を絶っていた。
この出来事は村人たちの幸福を奪った罪として真守の胸に深く刻まれ、以後の価値観と行動原理の根底に影を落とし続けている。
◆異能《断縁》の発現
村を失い、森を彷徨う日々の中で、真守は人と人を結びつける「縁」を感覚的に知覚するようになる。
それは記憶や感情、執着や依存といった目に見えない結びつきが、糸のように絡み合って人の心を縛っている姿だった。
真守の異能《断縁》は、その縁の中でも特に強く歪んだものだけを選び取り、静かに断ち切る力だ。人格や生命を壊すことなく、ただ対象となる人物への執着や感情を伴った記憶だけを失わせるこの力は、使うたびに真守自身へも反動を残し、感情の希薄化を引き起こした。
《断縁》は、桃源郷という幸福に縛られる夢を断ち切った体験が、異能として昇華されたものだと本人は理解している。
◆裏稼業《縁斬(えんぎり)》
真守はやがて裏社会に見出され、「縁斬」と呼ばれる仕事人として活動するようになる。
彼の仕事は暗殺や破壊ではなく、歪んだ主従関係、破滅的な恋慕、復讐に囚われた執着、あるいは秘匿すべき記憶への固執など、人を破滅へ導く縁そのものを断つことだった。
縁斬の関与は最終手段とされ、呼ばれるのは「殺すよりも、縁を断ったほうが救いになる」と判断された場合のみ。その性質上、真守は裏社会から畏怖と忌避を同時に集める存在となったが、依頼人の多くは彼の素性を知らぬまま仕事を終えた。
◆蒼桐家との出会い
裏稼業の合間に村近辺で鬼退治をしていた真守は、やがて蒼桐家の当主の目に留められ、使用人として蒼桐家に仕えることになった。
当初は裏稼業との二重生活を続けていたが、蒼桐家の一人娘・牡丹の成長を傍で見守るうち、縁によっては守り続けることで形を変え得るものもあると知り、真守は裏稼業を完全に廃業する。明確な理由を語ることはないが、真守の心に残ったのは、牡丹の幸福を願い、その人生を縛らぬ距離で守りたいという想いだった。
小ネタ
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能 力
物攻A 物防A 魔攻C 魔防A
装備品
短刀、布帯(拘束具)、薄手の手甲、香袋、簡易結界札
スキル
《断縁》
人と人を結びつける強すぎる縁――執着、依存、歪んだ愛情、復讐心などを知覚し、それだけを選び取って断ち切る異能。人格や生命には影響せず、対象は「なぜそれに囚われていたのか」を思い出せなくなる。強い縁ほど真守自身への反動も大きく、感情の希薄化を招くため、現在は極力使用を避けている。
《双卷・返縁》
双卷掌を基礎にした受け流し技。相手の力の円に同調し、攻撃そのものを無力化・転換する。投げ飛ばすよりも、相手を場から外すことを目的とする。多対一で真価を発揮し、相手に「攻撃した感覚」を残さない。
《聚極・無声連》
聚極拳の連撃を極限まで抑制した近接技。音も殺気も最小限のまま、急所を外した連続打撃を叩き込む。目的は殺傷ではなく、戦意と体勢の同時破壊。
《除舞・無縁歩》
除舞道の拈華を、存在感を消すための歩法として昇華 。攻撃を避けるというよりは、狙われない位置に自然と立つ。《断縁》発動前の間合い調整にも使われる。
戦術
七大古拳を極めた先祖譲りの高い戦闘能力を持つが、基本戦術は回避・制圧・分断。戦闘が避けられない場合は、高い身体能力と最小限の武技で制圧に徹し、決して感情的に踏み込まない。
人間関係
傾向
[ 家族 ]
家族という概念そのものに悪い感情はないが、かつて幸福に縛られた家族と村を失った経験から、守ることと縛ることを明確に分けて考えている。家族であっても互いの人生を侵食してはならないという価値観があり、蒼桐家に対しても、家族同然の想いは抱きつつもそれを相手に押し付けることはせず、あくまで支える役に徹している。
[ 親交 ]
人当たりがよく敵を作りにくいが、それは社交性というより、相手の感情を刺激しないための調整能力。強く否定しない、完全に同意しない、感情を煽らないという三点を無意識に守っている。観察力は非常に高く、相手の執着や依存の兆しにはすぐに気づく。信頼はするが依存しない、助けるが抱え込まないという一線を保つようにしている。
[ 恋愛 ]
恋愛感情そのものは理解しており否定もしないが、恋が人を縛ることを知っているからこそ、自分が誰かの人生の重い縁になることを避けようとする。好意を抱くとき真守が最初に考えるのは、自分が相手の人生に必要かどうかよりも、自分がいなくても幸せでいられる人かどうか。好意を抱いてもそれを行動に移すことは稀で、相手の幸福を優先して身を引く傾向が強い。
関係者
牡丹の付き人で同行者。
その他設定
イメージCV
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イメージソング
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イメージカラー
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現代パラレル
白岡 衛(しらおか まもる) ... 花屋の店員。
モチーフ
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