
「いっしょに笑おう。キミもボクも、もうひとりじゃないから」
Cinc
No.
0851
名前
深玖(シンク)
種族
人間?
職業
SSSリーダー
通り名
リーダー、ボス(仲間内のみ)
出身地
ガルス帝国
現在地
ノルフィス公国
属性
善人
レベル
3
性別
女(少年のふりをしている)
年齢
外見10代前半(実年齢21歳)
誕生日
1月28日
身長
140cm(160cm)
体重
40kg(48kg)
髪色
茶(薄緑)
瞳色
黒(灰緑)
家族構成
父、母(エスカ)
性 格
常に穏やかでにこやかな、ほわほわした性格。物事に動じず、人を信じることをためらわない覚悟がある。時として騙されることもあるが気にしておらず、疑うよりも信じて傷つけないことを優先する。のんびりしているように見えて頭の回転が速く、記憶力も優れている。
人称
ボク
趣味
ごっこ遊び、日向ぼっこ、作詞作曲
好き
笑顔、SSS、空、歌、お茶会、手作り料理、パンダ、シュークリーム
嫌い
争いごと、血、武力行使
得意
変身魔法、物真似、お話作り
苦手
音のない場所、ひとり、飲み薬
ストーリー
経歴
「深玖」と名乗る少年。本名や出生についてはほとんど語らず、自身もまた詳しい来歴を他人に明かそうとしない。
生まれつき通常の人間とは異なり、魔力がなければ存在を維持できない体を持つ。そのため幼少期は管理された環境で育てられていたが、9年前にそこを離れ、各地を放浪するようになった。
変身術による擬態能力と、人を安心させる不思議な雰囲気を持ち、音楽や演劇を通じて人々を笑顔にする活動に関わるうち、同じ志を持つ仲間が集まっていった。現在はノルフィス公国を拠点に組織SSS(エス)を率いている。
詳細
◆出生の経緯
深玖の本名はシンシャ=シークレット。
シンシャは母エスカが魔術装置「黒の本」に願いを捧げた等価交換の結果として、この世に誕生した。
夫を深く愛しながらも子を授かることができず思い悩んでいたエスカは、黒の本に子を産む力を願った。彼女は生まれ持っていた魔力のすべてと、それを扱う才能を代償に命を宿し、シンシャを出産する。
しかしシンシャの生命は通常の人間とは根本的に異なる構造を持っていた。彼女は黒の本による等価交換の処理過程が生命という形で固定化された存在であり、外部からの魔力供給がなければ存在を維持できない不完全な命だったため、生きるために常に何かを変換し続けなければならなかった。
◆家族が軋む音
シンシャが幼少期を過ごした家庭は、すでに不安定な均衡の上に成り立っていた。母エスカは魔術の才能を失った喪失感と、普通には生きられない娘への罪悪感を抱え込みながら、研究者としての自分を取り戻そうともがいていた。
やがてエスカは再び命を宿し、シンシャの弟となるオミを出産した後、研究の現場に復帰する。それをきっかけに、夫レーベンは妻が魔術を使えなくなっている事実と娘シンシャの異常な生命構造に気づき、黒の本に「妻を元に戻してほしい」と願った。
黒の本はその願いを叶える代償としてレーベンから妻と子どもたちへの愛情を奪い、レーベンは生きていながら家族を愛することのできない存在へと変わる。この変化を目の当たりにしたエスカは、失われた愛情を取り戻すため黒の本を追うことに強く執着していくことになる。
この家庭環境がいずれ子どもを壊すことを悟ったエスカの決断は、オミを黒の本の因果から切り離すため孤児院に預けることだった。こうしてシンシャとオミは互いの存在を知らないまま育つこととなった。
◆脱走
シンシャは幼いながらも父の異変を鋭敏に察知した。父が自分や母、弟に向けていた視線から感情が消えたことを、拒絶や憎悪ではなく「空白」として認識する一方で、母エスカの黒の本への執着と研究は、年を追うごとに過激さを増していった。人を人として扱わない実験が日常化し、シンシャ自身もまた観測対象として扱われる時間が増えていく。
そして9年前、シンシャは研究施設を脱走する決断を下す。それは反抗というよりも、このままでは自分も、そして母も取り返しのつかない場所へ行ってしまうという直感に近いものだった。
逃亡後の生活は楽なものではなかった。魔力供給が途絶えれば存在を維持できないため、無意識のうちに他者の感情、特に笑顔や安堵といった肯定的な感情を魔力へと変換し、生き延びていた。放浪の途中で出会った吟遊詩人・珀琉は、シンシャの力の本質を見抜き、何かを代償に特定の結果を生み出す力が存在することを彼女に教えた。この出会いによって、シンシャは初めて自分の生き方が黒の本と同質の構造に基づいていることを自覚する。
◆SSS(エス)
母の追手から身を隠すため、シンシャは珀琉の姿を模倣し、さらに男装したうえで「深玖」と名乗るようになる。
音楽や演劇、即興の芝居や語りを通じて人々を笑顔にする活動を続けるうちに、同じような目的を持つ者たちが自然と集まり、やがてSSS(エス)という組織が形成されていった。
SSSの活動内容は娯楽の提供であり、祭りや慰問、路上公演、子ども向けの芝居などが中心。内部構造は緩やかで、明確な上下関係は存在しない。深玖は「リーダー」「ボス」と呼ばれているが、それは役職ではなく愛称のようなもので、意思決定は基本的に合議制であり、深玖自身が命令を出すことはほとんどない。
SSSのメンバーの多くは、深玖が魔力供給を必要とする存在であることを知らない。彼女が人の笑顔によって回復しているように見えるのも、精神的なものだと解釈されている。深玖自身も、その誤解を積極的に正そうとはしない。自分が生きるために誰かから何かを受け取っているという事実を、組織の仲間に背負わせたくないためだ。
深玖にとってSSSは居場所であると同時に贖罪の場でもある。人を笑顔にし続けることで、自分が生きるために奪っているものを、少しでも返そうとしている。誰も殺さず、誰も切り捨てず、誰も英雄にしない。深玖が望んだわけではないが、彼女の在り方そのものが、組織の理念となっている。
小ネタ
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能 力
物攻D 物防C 魔攻B 魔防A
装備品
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スキル
《変換》
他者の笑顔や幸福感を魔力として取り込み、自身の動力とする力。
《形態模倣》
対象となる人物や存在の外見・声・仕草を高精度で模倣する変身術。単なる幻影ではなく、模倣対象と感覚・状態が一時的にリンクする点が特徴。対象が負傷・疲弊・精神的動揺を受けると、深玖にも影響が及ぶ危険な性質を持つ。この能力は黒の本由来の変換能力と親和性が高く、無意識下で感情や反応の一部を取り込む副作用を伴う。
戦術
擬態で敵の注意を逸らし、混乱や誤認を誘発する。正面衝突や殺傷を嫌い、戦場ではあくまで人を傷つけずに終わらせる選択肢を探し続けるが、仲間や無辜の人間が危機に晒された場合には、高度な戦略を練った上で囮役を引き受け撤退に寄与することも。攻撃魔法が使えないわけではないが出力調整ができず、安易に使用すれば魔力を枯渇してしまう。
人間関係
傾向
[ 家族 ]
母は模範的な保護者ではなかったが、深玖はその背後にある愛情の形を理解している。互いに信じ合い、笑顔でつながる温かい関係を理想とし、家族の絆に深い敬意と憧れを抱く一方で、束縛や過度な期待に対しては距離を置く傾向がある。エスカに対しても最後まで過去を責めず、感謝の気持ちを表す穏やかな態度で接していた。
[ 親交 ]
人懐っこく、誰に対しても壁を作らないため交友関係は広い。一緒に楽しむことが信頼形成の第一歩だと考えており、価値観が合わない相手に対しても可能な限り対話を続け、その苦しみや問題を理解しようとする。SSSの仲間たちに対しては強い帰属意識を持ち、自分が傷つくことで仲間を守れるなら、それを当然の役割として受け入れてしまう危うさも併せ持つ。
[ 恋愛 ]
恋愛経験は浅く、本で読む程度の知識しかない。純粋な関心や好意に対して素直で、人の心を理解する力はあるが、束縛や駆け引きには考えが至らない。相手の幸せを第一に考え、分かりやすく好意を示しながらも過度に押し付けることはなく、自分の感情は後回しになりがち。いざとなれば自分を犠牲にしてでも相手に尽くすことを選び、命を懸けて支えようとする傾向がある。
関係者
ソレイユ、キエルティーンがSSSの仲間で友人。
マナの占いの常連客でおともだち。
アンテルディが幼なじみ。
ニアが幼なじみ。
その他設定
イメージCV
日高里菜
イメージソング
The Power of Smile / KOKIA
イメージカラー
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現代パラレル
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モチーフ
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