
「愚かな人ね。その様で貫くことができるのかしら?」
Esca
No.
1645
名前
エスカ
種族
人間
職業
魔術研究家
通り名
---
出身地
ガルス帝国
現在地
魔法大国エルシュナーラ
属性
悪人
レベル
21
性別
女
年齢
43歳
誕生日
6月24日
身長
175cm
体重
55kg
髪色
青緑
瞳色
金
家族構成
夫、娘(深玖)、息子(オミ)
性 格
表向きは知的で穏やかな研究者として振る舞うが、その内面には強固な執着と冷徹な合理性を抱える。失われた愛を取り戻すという目的のためなら、倫理や他者の犠牲を厭わない。感情に溺れることはなく、自らを悪と認めた上で、結果のみを追い求めている。
人称
私 / 貴方 / 彼、彼女 / ~さん、~君
趣味
魔術研究、機械いじり、考え事
好き
月、静かな部屋、無機質で美しいもの、吟遊詩人、薄味の食べ物
嫌い
馴れ合い、魔術ギルド、雑音、時計
得意
情報操作、魔物の調教
苦手
干渉、虫、昔の友人、苦いもの
ストーリー
経歴
ガルス帝国の貴族であり魔術師の名門でもあるシークレット家の長女。魔術研究家としてニルヴァーナ機関に所属し、魔術と機械の融合領域の研究に携わっている。
同機関で出会った研究者レーベンと結婚し、二人の子をもうけるが、家庭は魔術装置「黒の本」に関わったことをきっかけに崩壊する。夫は黒の本との取引により家族への愛情を失い、エスカ自身もその代償として人生を大きく歪められることとなった。
以降、エスカはかつての夫を取り戻すため黒の本の行方を追い続け、その過程で等価交換の再現や感情操作に関する研究に没頭するようになり、研究は次第に非人道的なものへと変質していった。
現在は魔法大国エルシュナーラを拠点に活動し、表向きは温厚な研究者として振る舞いながら、裏では黒の本に代わる機構の完成を目指している。
詳細
◆黒の本との取引
レーベンは家柄や立場に囚われず、人を個として扱う人物であり、エスカにとっては初めて心惹かれた相手だった。二人は短期間のうちに親密な関係となり、シークレット家の意向を無視して結婚に至る。
結婚後まもなく第一子を授かるが、死産。その後も子を望むものの授かることはなく、エスカは自身に出産能力が欠けているのではないかと考えるようになる。
魔術装置「黒の本」の存在を知ったエスカは、黒の本が願いを叶える代わりに等価の代償を要求する装置であることを理解したうえで、黒の本に「夫との間に子を産む力」を求めた。黒の本はその願いを受理し、代償としてエスカから生まれ持った魔力のすべてと、それを扱う才能を回収した。結果としてエスカは魔術を扱う能力を完全に失うが、夫との間に子を宿すことに成功し、こうして長女シンシャ(後の深玖)が誕生した。
シンシャは通常の人間とは異なる構造を持つ存在であり、魔力供給なしには生命を維持できなかった。エスカはこの事実を公にせず、ニルヴァーナ機関の管理のもとに育てるが、誕生の経緯について夫レーベンに伝えることはなかった。
◆黒の本との取引②
シンシャ誕生から数年後、エスカは再び子を授かり、オミを出産する。
出産後、エスカの研究の現場への復帰に伴い、レーベンは妻が魔術を一切扱えなくなっていること、そして娘が普通の人間ではないことに気づく。エスカから真実を聞き出し、黒の本の存在を知ったレーベンは、妻を元に戻すため黒の本に願いを捧げた。黒の本は代償としてレーベンからエスカと二人の子どもに向けられていた愛情そのものを回収する。結果としてエスカは魔術研究者としての能力と知見を取り戻したが、レーベンは家族に対する情と関心を失い、生きてはいるが家族を愛することができない人間に変わってしまう。
夫の変貌に、エスカは彼が黒の本を使ったことを察し、失われた愛情は黒の本の内部に取り込まれていると判断する。そしてかつての夫を取り戻すため、所在不明となっていた黒の本の行方を追い始めると同時に、オミを黒の本の因果から切り離すため孤児院に預けた。
◆研究と逸脱
その後20年近くもの期間にわたり、エスカは黒の本を追跡する過程で、魔術と機械技術を融合させた研究を重ね、等価交換の再現、感情の変換・保存、黒の本の代替装置の構築を目的とした実験を行うようになる。当初は理論解明を目的とした研究だったが、次第に非人道的な手法へと傾倒し、他者を実験材料として利用することも厭わなくなっていった。
この間、シークレット家では次男ラオトロによる帝国への裏切り行為が発覚し、家名は大きく傷ついた。
シークレット家は魔術師の名門であると同時に、帝国軍人やニルヴァーナ機関の研究者を多数輩出してきた実務派の一族であり、国家への貢献と結果を重視する家風を持つ。現当主であるエスカの兄は信用回復のため、妹に対し帝国に利する成果を何よりも優先するよう求め、彼女を切り札として扱う一方、家族としての情は持たず、不要になれば切り捨てる姿勢を明確にしている。
小ネタ
◆魔術で若かった頃の外見を保っている。
能 力
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装備品
魔道書、ショール、魔法薬
スキル
《情動固定》
一時的に発生した感情を対象の内面に固定し、長時間持続させる魔術。恐怖や愛情、忠誠心といった感情を不自然なほど安定化させることができるが、解除後は強い反動が残る。エスカはこれを愛情の保存・再現実験の基礎技術として扱っている。
《擬似等価演算》
黒の本が行う等価交換を解析し、人為的に似た結果を導き出す思考スキル。実際に等価交換を行う力ではないが、すべてのエネルギーを数値化・資源化し、最も効率的な犠牲と成果を算出する。この演算思考はエスカの判断基準そのものとなっており、戦闘・研究・交渉すべてに影響を及ぼす。
戦術
事前準備と情報操作を重ね、敵対者が自滅する状況を作り出すことを理想とし、直接的な攻撃や制圧は最終手段。魔物や配下を使った間接的な攻撃、心理的揺さぶりを組み合わせ、相手に選択させているようで選択肢を奪う戦い方を取る。戦闘の目的は必要なデータや結果を得ることにあり、状況次第では撤退や敗北すら許容する。戦闘は研究の延長であり、感情の入る余地はほとんどない。
人間関係
傾向
[ 家族 ]
夫と子どもたちへの愛は今も存在するが、それは温もりとしてではなく欠落した器の形として残っているにすぎない。自分が家族を壊したという自覚を持ちながらも、壊れた原因を取り除けば元に戻ると信じている。そのため家族を想う気持ちと家族を犠牲にしてでも研究を進める冷酷さが同時に存在し、愛と執着が絡み合った、歪んだものとなっている。
[ 親交 ]
交友はすべて利害と価値に基づいて選別され、情による繋がりは極力排除。研究者や権力者との関係も、相互利用が成立する限りにおいてのみ維持される。自分と同じく何かを失った者、あるいは取り返しのつかない選択をした者に対しては、わずかな共感を示すが、それは優しさではなく「理解できる」という受容に近い。彼女にとって友人とは、信頼ではなく沈黙を共有できる存在。
[ 恋愛 ]
深く愛したのはレーベンただ一人であり、それ以外の恋愛感情を自覚的に拒絶している。エスカにとって不測の感情は目的達成の妨げとなる不要な要素でしかない。しかし同時に、他者が誰かを愛する姿には強い関心を示す。愛情がどのように生まれ、どのように失われるのかは、自身の研究対象でもあるためだ。愛を否定してはいないが、自分が再びそれを得ることは想定していない。
関係者
アンテルディのとある事の協力者。
テライとは親しい友人。
ミツキを追っている。
その他設定
イメージCV
田中敦子
イメージソング
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イメージカラー
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現代パラレル
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モチーフ
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